ガルシア、逆転許し五回途中で降板 12試合ぶり白星ならず
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「ヤクルト-阪神」(25日、神宮球場)
阪神のオネルキ・ガルシア投手が先発し4回2/3を5安打2失点で降板。自身84日ぶりの白星をつかむことはできなかった。
序盤は気迫の投球を見せた。直球、変化球を低めに集めて相手打者を料理した。二回と四回のいずれも2死満塁のピンチをしのぎ無失点に抑えた。
落とし穴は1-0の五回。再び2死満塁のピンチを招き代打・中村に左前に適時打を浴びて2失点し逆転を許した。降板を告げられたガルシアはベンチでグラブをたたきつけ悔しさをあらわにした。
24日・ヤクルト戦までチームは5連勝。連勝中は青柳、秋山、望月、高橋遥、西と全て先発投手に白星が付いていた。先発陣でつないだバトンを渡されていたが、5連敗中の助っ人左腕は12試合ぶりの白星に届かず。
6四死球と制球に苦しんだガルシアは「いい形で先制してもらって本来はもう少し長くマウンドにいなければならない試合でしたが、全体的に無駄な四球を多く出してしまい反省の多い投球となりました」とコメントした。