先発の高橋遥 ほぼ完璧な立ち上がり 三回まで無失点
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「巨人-阪神」(16日、東京ドーム)
阪神先発の高橋遥が、ほぼ完璧な立ち上がりを見せている。
初回は先頭の亀井、3番丸から空振り三振を奪うなど三者凡退。二回は先頭の岡本に左前への安打を許すも後続を三人で断った。三回も先頭の小林を中前打で出すも相手の送りバント失敗、二ゴロ併殺と、ここも無失点で切り抜けた。
「イニングの先頭を出さない。出したとしても粘り強く。一発をなくしたい」とテーマを掲げて上がったマウンド。その言葉通り、冷静に巨人打線を抑えていっている。
高橋遥は2日の広島戦では六回に5失点、9日の同戦でも四回に5失点と、1イニングに大量失点を許して敗戦投手になっている。阪神は初回にソラーテの犠飛で1点を先制。7月7日の広島戦を最後に4試合勝ち星がない高橋遥だけに、このままきっちりと試合をつくっていきたいところだ。