近本 スタメン落ちの悔しさを快打&快足で晴らす「勝ちにつなげるプレーしたかった」

延長11回、勝ち越しの生還にガルシア(右)にヘルメットをとられる近本
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 「DeNA3-4阪神」(3日、横浜スタジアム)

 スタメンから外れた阪神・近本光司外野手が、延長十一回に決勝点をもたらす快打と快足を披露した。

 延長十回、サヨナラ負けのピンチをしのいだ直後、先頭打者で打席に立った近本は左中間への二塁打。相手守備がもたつくのを見て俊足を飛ばして三塁を陥れた。

 「先頭だったのでしっかり塁に出ることと、何としても勝ちにつなげられるようなバッティングをしたいと思っていた。センターが少しもたついていたのと、カットマンの位置を確認した時にセンターがサードに投げたので、いけるところまでいこうと思ってました」

 続く打者は同じくスタメン落ちの糸原が低めの難しい球を右翼へのハーフライナー。距離は短かったが「藤本コーチが『行け、行け!』と言っていたので。勝負しました」と微妙なタイミングながら決勝のホームを踏んだ。

 悔しいスタメン落ちも八回の守りから中堅の守備についた。延長十回2死一塁から宮崎の右中間への当たりを処理して中継の上本に好返球をしてサヨナラ負けを防いだ。「自分の調子もあまり良くなくてチームにも迷惑をかけていた。出場のチャンスをいただけたらぜひ勝ちにつなげるプレーをしたかった。良かったと思います」。近本の調子とともにチームが上昇し近本の不調とともにチームは下降線をだどってきた。スタメン落ちの悔しさをバネに再び輝きを取り戻す。

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