連敗6でストップ 梅野が決勝の押し出し死球 岩崎が今季初勝利

 「交流戦、阪神5-3西武」(21日、甲子園球場)

 阪神が西武との接戦を制止、引き分けを挟んだ連敗を6で止めた。中継ぎで登板した岩崎が今季初勝利。1死満塁から梅野の押し出し死球が決勝点になった。12日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来9日ぶりの白星となった。

 初回、先発の西が秋山、源田、外崎に3連打を浴びて、開始4分で先制点を許した。それでも、後続を断って最少失点で切り抜けると、続く裏の攻撃でマルテの糸井の二ゴロ、適時二塁打で逆転に成功した。二回には糸井の右前適時打でリードを広げた。

 だが、四回。西が山川、森、中村に3連打を浴びるなどで同点を許す。西は6回9安打3失点で降板。粘投も勝敗は付かず、5月10日の中日戦を最後に1カ月以上、白星から遠ざかっている。

 この試合では史上149人目の通算1000奪三振にも達し、降板後は「梅野のリードも良く、味方の守備にも助けてもらい、先発としての役割は果たすことができました。(1000奪三振に)受けてくれた歴代のキャッチャーの方々に感謝です」と振り返った。

 試合は同点で迎えた七回、糸原、糸井の連打で一、三塁を作り、大山の四球後、梅野の押し出し死球で勝ち越しに成功した。後続は倒れたが、続く八回にも1死二塁から糸原の中前適時打などで追加点。糸井が今季2度目の4安打で勝利に貢献した。奪ったリードを藤川、ドリスがつなぎ、リーグトップ16度目の逆転勝利。長いトンネルを抜けた。

 翌22日の第2戦は岩田が先発する予定。同戦での登板は2009年以来、実に10年ぶりになる。ベテラン左腕の快投で連勝、5カードぶりの勝ち越しを手にしたい。

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