マルテ、来日初先制打 来日最多3打点「貢献できてよかった」

 「交流戦、ロッテ3-4阪神」(6日、ZOZOマリンスタジアム)

 これぞ助っ人の働きだ。気温の上昇とともに着実に存在感を示し始めた阪神・マルテが勝利に大きく貢献した。

 まずは初回2死二、三塁の先制機。しぶとく中前打へ運び、2点をたたき出す。9試合連続の安打は、来日初の先制適時打。三回1死満塁では外角直球を逆らわずに右翼へはじき返す犠飛。来日最多となる1試合3打点をたたき出した。

 「初回のチャンスはチームにいいリズムを作る意味でも大切な打席だった。三回は塁が埋まっている状況だったので、前に飛ばせば何かが起こるとポジティブな気持ちで打席に入ったよ」。そう明かしたマルテは「勝利に貢献できたのは良かった。続けていきたいね」とうなずいた。

 守備では1点差の八回1死一塁で、右翼へ抜けるかの当たりを横っ跳びで止めた。ピンチ拡大を防ぐビッグプレーに「どんな当たりでもしっかりとリアクションすることを心掛けている。それがいい形で出たね」と胸を張った。

 右ふくらはぎの張りで出遅れたが、1軍合流後、1カ月強で6本塁打。打率も・272まで上げてきた。頼もしい存在となりつつある背番号31が、この先も打線を引っ張っていく。

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