矢野監督 交流戦勝ち越し発進に「感動せえへん?俺だけ?」

ロッテに勝利し清水ヘッドコーチ(左)とハイタッチを交わす阪神・矢野燿大監督=ZOZOマリンスタジアム(撮影・棚橋慶太)
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 「交流戦、ロッテ3-4阪神」(6日、ZOZOマリンスタジアム)

 阪神が延長十回に糸井の適時打で勝ち越して、交流戦でカード勝ち越し発進を決めた。試合後の矢野監督の一問一答は下記の通り。

 -延長十回はつないで勝ち越した。

 「集中力というかね。みんなが気持ちを出してくれたと思うしね。(九回に点を)取られた後だったんで。よく取ってくれました」

 -ジョンソンは登板がなかった。

 「今日はちょっと休ませようと思ってね」

 -コンディション不良か。

 「そういうのではないんだけどね。1年間、長いんで。今日は休みと決めていたんで」

 -交流戦で勝ち越し発進。価値ある勝利。

 「感動せえへん?みんな(感動)してくれているの?本当に。あの(島本が抑えた延長十回の)1イニング、どんなんか分かる?ほんまに」

 -小野がプロ初の中継ぎ。

「(質問は)ちょっと待ってくれる?あそこ(延長十回)のリュウ(梅野の)リードとか、めっちゃ成長したと思って。1イニングの攻めでもね。島本とリュウはすごい成長してきたなと思った」

 (続けて)

 「で、何やったっけ。小野も初めての登板で、あそこで2回行ってくれたら最高やなというところでね。しかも、今まで先発を多くしてきた投手が中継ぎをやるのはめちゃくちゃ難しい。普段とは全然違う気持ちでマウンドに上がった中で、2回をしっかり抑えてくれたのも大きい。(延長十回の糸原)健斗の守備にもあったようによく守った。リュウもずっとワンバウンドを止めた。マルちゃん(マルテ)も3打点か」

 -小野の起用は監督も勇気の必要な決断だったのでは。

 「ええやん。いったらおもろいやろ。俺はもう腹くくってるし。でも、どきどきしたよ。めっちゃどきどきしたよ。『頑張れー』って思いながら。でも、受け入れてるから。小野使ったところでやられたら、俺の責任やし。出す時点で腹くくってるよ」

 -5月8日・ヤクルト戦(神宮)の延長十二回にリードを守れず、悔しい思いをした島本がプロ初セーブ。

 「めちゃうれしいよ。去年ファームでやっていた選手がこんな大事な場面で投げてくれるっていうのは。感動せえへん?俺だけ?」

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