福留が先制打「ランディが頑張ってくれている」復帰の助っ人を援護

3回阪神1死満塁、阪神・福留孝介は左前に先制適時打を放つ(投手 DeNAエディソン・バリオス)=甲子園(撮影・山口登)
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 「阪神-DeNA」(4日、甲子園球場)

 阪神の福留孝介外野手(42)が先制の適時打を放った。満塁で光った勝負強い一打。復帰した先発・メッセンジャーの好投に報いる適時打で試合を動かした。

 三回だった。1死走者なしから、2番・糸原が中前打で出塁すると、糸井は死球を受け、1死一、二塁に。先制機を作り、昨夜サヨナラ打を放った4番・大山に打席が回った。それでもここは冷静に、ストレートの四球を見極めた。

 1死満塁。この大チャンスで、5番・福留が打席へと向かう。そしてその3球目だった。外角のチェンジアップにうまくバットを合わせると、打球は左前へ。1点を先制した。

 福留は第1打席でも右前へと放っており、この日は出場8試合ぶりのマルチ安打。球団広報を通して「ランディが頑張ってくれているので、何とか先制したいと思っていました。いいところに落ちてくれてよかったです」とコメントした。右へ、左へ。ベテランが好調だ。

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