原口、大腸がんを告白 近日中手術「治療に励みたい。早期の実戦復帰目指す」
阪神の原口文仁捕手が24日、大腸がんの手術を近日中に受けることを明かした。自身のツイッターで、昨年末に受けた人間ドックでがんが見つかったことを報告し、手書きの文書に「精一杯、治療に励みたい。早期の実戦復帰を目指します」と記した。
【以下は全文】
いつも応援して頂きありがとうございます。皆様にご報告があります。プロ10年目を迎えるにあたり、昨年末、人間ドックを受診したところ、ガンと診断されました。
病名を聞いた時はさすがに驚き、動揺したのも事実です。
しかし、今は、プロ野球選手という立場でこの病気になった事を自分の使命だとも思えます。
同じガン患者の方々、またそのご家族の方々にとって少しでも夢や希望となるよう精一杯、治療に励みたいと思っています。
今後の予定としては近日中に手術を受け、そのあとリハビリに励んで早期の実戦復帰を目指します。
僕には、大切な家族や応援してくださるファンの方々、ともに闘う仲間がいます。常に前だけを向いて進んでいきます。
どうか、これからも応援の程宜しくお願い申し上げます。
原口は2009年ドラフト6位で帝京高から入団。昨シーズンは82試合に出場し、111打数35安打、打率・315、2本塁打、19打点。プロ通算は262試合で打率・280、19本塁打、90打点の成績を残している。2月1日から始まる春季キャンプは、不参加となる見通し。