阪神の秋山拓巳投手(27)が14日、鳴尾浜で術後初めてブルペン入りした。10月に受けた右膝のクリーニング手術から約2カ月。焦ることなくリハビリに取り組み、新しい一歩を踏み出した。
気温7度。北風が吹きすさぶ。秋山はジョギングで体を温め、キャッチボールをすると、足はブルペンへと向かった。捕手を立たせて22球。「順調にいけば、年内のブルペン立ち投げ」という“目標”をクリアした。
この日は大阪市内のホテルでFA移籍の西が入団会見。来季のローテ争いを繰り広げることとなるが、「早く治して、負けないように」と前を向く。順調に過ごすリハビリの鳴尾浜。復活へ視界は良好だ。