矢野阪神の初紅白戦は“4番対決”1軍の大山vsファーム日本一の板山
「阪神秋季キャンプ」(10日、安芸)
“4番対決”に自然と鼻息は荒くなった。阪神の大山悠輔内野手(23)と板山祐太郎外野手(24)が、11日に行われる紅白戦でともに「4番」を任されることが決定。中心選手としての活躍が期待される若虎2人が、実戦で存在感を発揮する。
舞台は違えど、大山は1軍で4番に通算24試合座り、板山もウエスタンで主に4番を主戦場としてファーム日本一に大きく貢献した。「結果も求めていくものだと思う」と大山が語気を強めれば、板山も「練習でやっていることを、ピッチャーを相手にできるかに尽きる。(4番は)期待の表れだと思うし」と意気に感じている。
2人の起用について浜中打撃コーチは「結果を残している人を上位で使いたい」と意図を明かしつつ「紅白戦でプレッシャーがかかっているようでは」とハッパをかけた。
秋季キャンプ初となる紅白戦。両者のアピール合戦が、若虎たちの競争をより一層激しくさせていく。