阪神4連敗「気合を入れろ!」虎党の猛ゲキで反撃も2点及ばず…

 8回終了後、選手交代を告げるためにベンチを出る金本監督。左はロサリオ
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 「阪神3-5巨人」(18日、甲子園球場)

 阪神が巨人に同一カード3連敗。前半戦最後のDeNA戦から4連敗となった。

 試合は初回、先発の才木が制球に苦しんだ。2死からマギーに中前打を浴びると、岡本、亀井に連続四球。いずれも、フルカウントから際どい球もあったが、見極められて満塁となった。続く陽岱鋼に1-1から3球目、145キロの直球が高めに浮いた。右中間を深々と破られ、走者一掃の適時二塁打でいきなり3点のビハインドを背負った。

 才木は二回以降、立ち直って追加点は許さなかったが、5回5安打3失点でリードを許したまま降板した。「初回に2死から決め球を制球できず、無駄な四球を出してしまったことが先制点につながってしまいました。2回以降は腕を振って攻めの投球を心掛けましたが、立ち上がり慎重に入りすぎてしまいました」。打線の援護もなく3敗目を喫した。

 前夜は5安打2得点と、波に乗れない打線は、ロサリオが「6番・一塁」でスタメンに復帰。「5番・左翼」ナバーロと、久々に助っ人2人が並ぶオーダーで臨んだ。だが、初対戦のメルセデス相手に、なかなか攻略の糸口がつかめなかった。3点差で踏ん張ってはいたが、八回には桑原が陽岱鋼に2点適時打を浴び、リードを広げられた。

 5点を追う九回、先頭のロサリオが左翼線二塁打で出塁。1死から鳥谷の左前打、代打・伊藤隼の四球で満塁と攻め立てた。糸原の三ゴロ併殺崩れの間に1点を返し、さらに代打・原口の2点適時打で2点差に迫った。

 今季4度目の4連敗で、後半戦3連敗スタートは2016年以来。対巨人戦は今季2度目の同一カード3連敗で、4位に転落した。

 八回には無得点が続く攻撃陣に対して、スタンドから「気合を入れろ!タイガース」のゲキが飛んだ。19日には横浜に移動し、翌20日からDeNAとの3連戦に挑む。今季8勝3敗と相性の良いチームとの対戦。首位・広島との差を縮め、反撃に転じるためにも、まずは連敗を止めたいところだ。

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