阪神入りが間近となっているエフレン・ナバーロ内野手（３２）＝カブス傘下３Ａアイオワ＝について、、阪神がＮＰＢに身分照会の手続きを行っていることが１０日、分かった。関係者の話を総合すると、ＮＰＢの業務が再開する１１日以降、照会先のＭＬＢから回答を得られる見通しで、手続きが完了し次第、球団間の交渉に入ると見られる。

　すでにナバーロは一時的に３Ａのロースターから外される措置が取られており、日本移籍に大きな支障はない模様。両球団で合意に達すれば、交渉が一気に進む可能性もある。

　これまでシーズン途中に加入した助っ人の例を見ると、正式契約から数日の間に来日。練習を重ねながら、諸手続きの完了を待ってファームでの実戦出場が可能となる。今週中にも身分照会が完了し、順調に交渉が進めば６月中の来日も現実味を帯びてくる。

　谷本球団本部長は９日に「調査の強度を上げている」と明かしていた。ナバーロを打線の起爆剤とすべく、速やかに手続きを進めていく。