ロサリオに代打 金本監督ついに決断 27日はスタメン落ちか

 「阪神5-4巨人」(26日、甲子園球場)

 九回1死一、二塁のサヨナラの好機が「4番」に巡ってきた時、阪神・ロサリオはベンチにいた。七回先頭での打席で、43試合目にして初めて代打を送られた。そこまでの3タコの内容も踏まえ、金本監督が決断を下した。

 「今日も打てる雰囲気がなかったのでそこはこっちも腹をくくって代打を出しました」

 外に逃げる変化球のある右腕ではなく、左腕との対戦でも思うようにいかない。初回2死一塁では中堅に抜けようかという打球で二ゴロ。三回無死一、二塁では変化球で見逃し三振に倒れ、四回2死一、三塁では直球を打って遊飛に終わった。

 前日は3三振だった中、左腕の田口ということでこの日もスタメン出場。ただ、宮国が登板していた六回2死の糸井の打席で、ネクストでは伊藤隼が準備していた。七回の守備についたものの、その裏に上原が登板してきたところで、鳥谷に打席を譲る形となった。

 27日は右腕の野上との対戦だ。ロサリオは開幕3戦目に来日初アーチを放った相手だが、金本監督はスタメン落ちの可能性を示唆。「もう考えないとあかんね、これは。ちょっとメンタルがいかれてる(やられてる)気がするし表情に出てるわね、自信が(ないのが)。自信満々でいてくれればいいですけど、ちょっと考えますわ」と話した。

 試合後のロサリオは厳しい表情で「(代打は)チームとして必要と思って(のこと)。なるべく次はこうならないようにがんばりたい」と話した。結果的にスタメン唯一の無安打。チームが4連勝と勢い付く中助っ人の不振が気がかりだ。

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