ロサリオ&糸井で今季初の1イニング2本塁打 糸井は通算150号に王手

お立ち台に上がった阪神 ウィリン・ロサリオ(左)と阪神・糸井嘉男は手を取り合って喜ぶ=倉敷(撮影・田中太一)
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 「阪神8-3ヤクルト」(22日、倉敷マスカットスタジアム)

 阪神が13試合ぶりの2桁安打となる11安打8得点で連敗を「2」で止めた。三回にはロサリオの4号2ラン、糸井の7号ソロの連続本塁打などで5点を奪い主導権を握った。チームの1イニング2発および2者連続本塁打は今季初。1試合8得点は8日・巨人戦(東京ドーム)以来、11試合ぶりで、1イニング5得点は今季最多タイだ。

 5月8日・巨人戦(東京ドーム)以来11試合ぶりの一発を放ったロサリオは「いい感じで打てたのでほんとうにうれしい。なんとかチームのためにとやってきたので、それが実現できてうれしく思う」と話した。糸井とのアベック本塁打も5月8日以来で「すごい選手だなと思っていたし、2人でホームランを打つのは最高です。」と喜んだ。

 本塁打を含め3安打猛打賞の糸井は「トロ(ロサリオ)がすごい打球を打っていたので、続こうかなと思っていました」と話した。通算150本塁打に王手をかけ「再来年くらいですね」と笑った背番号7。これで連敗も2で借金も2となった。「熱い声援いただいていたんで、なんとか勝ててよかったです。今日から連勝できるように頑張っていきます」と倉敷のファンに連勝を誓った。

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