小野 7回3失点で無念の降板

6回、ロジンの粉を吹く阪神・小野泰己=ナゴヤドーム(撮影・北村雅宏)
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 「中日-阪神」(19日、ナゴヤドーム)

 阪神の先発・小野は7回を投げて6安打3失点。八回に代打を送られ、2点のリードを許して降板となった。

 初回に先制点を手にすると、序盤は安定した投球で中日打線を封じた。二~四回をいずれも3者凡退に斬るなど、力強い直球を軸にテンポのよい投球で圧倒。だが、初回の得点以降、追加点が奪えない試合展開の中、暗転したのは六回だった。

 先頭の京田、大島に連打を許すと、アルモンテの投ゴロを挟んで1死一、三塁でビシエドとの対戦。その初球、真ん中に甘く入った144キロ直球を狙われた。打球は左中間フェンス直撃。適時二塁打で一気に2者が生還し、勝ち越し点を許した。

 さらに続くモヤにも初球のフォークを狙われ、右前適時打で3点目を失った。連戦が続く状況下、福留が休養日で欠場。4番打者を欠いたチームは、七回まで2安打に抑えられた。小野は今季、中日戦は2戦2勝と好相性だったが、無援にも泣き、リードを許して無念の降板となった。

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