ロサリオは打つ 大隣が太鼓判!ウインターリーグでバッテリー「もろい印象ない」

 阪神のウィリン・ロサリオ内野手(29)=前韓国ハンファ=について21日、ロッテの大隣憲司投手(33)が、日本での成功に太鼓判を押した。実は2011年オフ、ドミニカ共和国のウインターリーグでは同じチームでバッテリーも組んだ間柄。「セとパで対戦が少なくてよかった」と、助っ人砲を絶賛した。

 雨音が響く室内練習場。阪神の練習が始まると、練習を終えた大隣が手を振った。視線の先には新助っ人のロサリオ。?マークの付く関係を、左腕は懐かしそうに振り返った。7年前。たった1カ月だが、チームメートとして戦った。ロサリオも久々の再会に笑みを浮かべ、声を掛けた。

 「性格はあんな感じで、当時から話しやすかった。打撃はよかったです、やっぱり。簡単にホームランを打っていましたから。飛ばす力は本当にすごい」

 群を抜く飛距離は証明済みだが、大隣が日本での活躍を断言するのは性格面と対応力だ。「最近の映像は見ていないですけど、当時からもろいという印象はなかった。ここは絶対に打てない…という感じのイメージはないです」。一般的に助っ人が苦しむのは、外へ逃げる球に対する反応だが、そこも「対応してくる」と続けた。

 現在、捕手は“封印”しているが、「僕は投げやすかったです」とも証言する。この日、打撃練習でロサリオは、肩の開きをチェックしながら、広角に鋭い打球を連発。23日からのオリックス3連戦に備えた。実際に同じチームで戦った男の証言。シーズン開幕を目前に控え、新4番への期待は高まるばかりだ。

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