ロサリオはトリリンガル 日本語にも意欲?スペイン、英、韓国語ペラペラ

 阪神の谷本修球団本部長(53)は18日、正式契約を結んだウィリン・ロサリオ内野手(28)=前韓国ハンファ=との交渉に当たった渉外担当者から報告を受けたことを明かした。交渉の中でにじみ出たのは頭脳明晰(めいせき)な点で、3カ国語を操れることも判明。環境への適応やスランプからの脱出へ、聡明な頭脳がカギを握りそうだ。

 この日午前、帰国した渉外担当者から報告を受けた谷本本部長。「だいぶ頭もいいみたいですね。スペイン語、英語、韓国語と3つの言葉もしゃべれるそうですから」と明かした。

 ロサリオはドミニカ共和国で生まれ育ち、17歳となった06年にロッキーズと契約を結び渡米した。大学などで教育を受けていない中でも、持ち前の頭脳で自然と英語を習得。16年から韓国で2年間プレーしたが、韓国語も自ら学んでいた。

 「環境への適応という部分で頭脳は大事になってきますから。不振に陥った時でも、自分で考えることができるかそうでないかで違いますから」と谷本本部長。新外国人選手が活躍するために必要となるのが環境への適応、そして自己分析力。言語のカベがある中で首脳陣からのアドバイスをかみ砕き、自らのスイングに生かすことができるかがポイントになる。

 新天地で言語を習得してきたように「日本語も?そうなるんじゃないですかね。ドリスに変な日本語を教えないように言っておかないと」と苦笑いを浮かべた同本部長。技術、体力だけではない。異国の地で活躍できる大切な要素をロサリオは備えている。

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