掛布氏、オファーあれば「どこのユニホームでも着る」阪神残留方針も

 プロ野球・阪神の2軍監督を退任した掛布雅之氏(62)が18日放送のTBSラジオ「伊集院光とらじおと」にゲスト出演し、今後、阪神以外からオファーがあった時は「どこのユニホームでも着ると思います」と語った。

 出演したコーナーは、CSファーストステージのDeNA戦の直前に収録されたと番組内で紹介された。パーソナリティの伊集院光から、阪神以外の球団からオファーを受けた時にどうするか、と質問をぶつけられると「(将来的に)どこのユニホームでも着ると思います。野球界に対してそういうチャンスをいただけるのであれば、行かなければならないだろうと、2軍監督をやってより(考えが)強くなりました」と思いを述べた。

 2軍監督を務めた2年間で、「60(歳)を過ぎても意外に若いじゃないかとか、意外に熱いところがあるねと。ファームにいた2年間で、選手たちが僕を若返らせてくれましたね。刺激を受けたと思います」と再発見できたという。ただ、1軍監督という仕事に対しては、さまざまな思いを抱いているとも語った。育成の仕事にやりがいを感じる中で、「戦う場に行く野球というものに、僕が合うのか不安な部分はあるんです。本当に勝負に徹した時に、僕は厳しい部分っていうものが前に出てくるんだろうか」とした。

 現時点では、オーナー付きという立場で阪神球団に残る方向で調整していると語った。「落ち着いたら来年の契約の詳しい話を社長とすると思います」との見通しで、「自分自身もフロント側から野球を見るのは初めてですので、他球団の育成方法とか、チームをどうやってつくっているんだろうというのを、1軍を含めて、そういう勉強の興味はあります」としている。坂井信也オーナーにも、そうした思いは伝えてあるといい、「タイガースにプラスになるような形で野球を勉強してみたいということは言わせていただいた」と振り返った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス