阪神、鳥谷がサヨナラ打 延長十二回を制し、70勝目到達

12回、2001安打目となるサヨナラ打を放ちガッツポーズする阪神・鳥谷=甲子園(撮影・飯室逸平)
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 「阪神2-1DeNA」(9日、甲子園球場)

 阪神が延長十二回にサヨナラ勝ちし、今季70勝目に到達した。

 この回、2死無走者から糸井が右翼線へ二塁打を放ち、出塁。大山が敬遠で歩き、さらに暴投と四球で2死満塁とし、鳥谷が中前へサヨナラ打を放った。

 阪神は初回、先頭の俊介が、左前打と四球で無死一、二塁。続く糸井は二ゴロとなったが、二塁手・柴田が捕球ミスし、失策で無死満塁。1死後、中谷の投手前に転んだ打球を投手の石田がファンブル。この間に1点を先制した。

 先発の小野は力のある速球に変化球をまじえ7回9奪三振1失点。その後をつないだ救援陣も好投。桑原、ドリス、マテオがそれぞれ1イニングで3三振を奪うなど、DeNA打線から計20奪三振で、得点を許さなかった。

 DeNAは七回2死一塁から、梶谷が右中間突破の適時二塁打で同点に追いついた。先発の石田は初回に自らのミスで1点を献上したが、二回以降立ち直り、6回を2安打1失点の好投。リリーフ陣も七回以降、無失点に封じていたが、最後に力尽きた。

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