大和が3週間ぶり実戦で3安打 1軍復帰間近か…高山も2発

3回、左前適時打を放った大和=鳴尾浜
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 「ウエスタン、阪神-中日」(6日、鳴尾浜球場)

 右脇腹痛で登録抹消中の阪神・大和内野手が2軍戦に「9番・遊撃」で出場。8月16日の広島戦(京セラドーム)以来、3週間ぶりの実戦で3打数3安打をマークした。

 二回、1死一、二塁で第1打席を迎えた。右腕・若松の初球カーブをきっちりとミートし、中前適時打を放った。いきなりブランクを感じさせない打撃を見せると、続く第2打席。三回1死二、三塁の場面で、今度は131キロの直球を捉え、きれいに三遊間を破る左前適時打をマークした。

 さらに四回の第3打席。2死走者なしから、野村の140キロ直球を中前へとはじき返した。3安打全て左打席から放ち、どれもがクリーンヒットだった。五回が終了した時点で、ベンチに下がった。

 守備では3-6-3の併殺プレーに参加しただけだったが、試合前のシートノックでは軽快な動きを披露。今季80試合に出場し、打率・281、1本塁打、12打点の成績を残している大和の1軍復帰が近づいてきた。

 なお、打線は四回終了時点で17安打の猛攻。13得点を記録している。高山が2本塁打、陽川、小宮山にも一発が飛び出している。

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