阪神・先発の小野、初回に被弾で初勝利ならず 6回2/3を2失点

 「広島-阪神」(2日、マツダスタジアム)

 阪神先発の小野泰己投手(23)が5回2/3を投げ、6安打2失点でマウンドを降りた。立ち上がりにわずか2球で2点を失い、首位広島に先制を許した。それでもその後は粘投。ルーキーが初勝利へ向け執念を見せるが、無念の降板となった。

 失点を許したのは一回の立ち上がりだ。1番田中に初球を中前にはじき返されると、続く菊池にも初球を強振された。打球は真っ赤に染まる右翼席ギリギリに着弾。先制2ランを浴び、いきなり失点を許した。

 それでも、2回以降は落ち着きを取り戻した。四回には連打で無死一、二塁とピンチを背負うが、石原を二塁への併殺打に打ち取るなど、粘りのある投球を見せた。

 六回だった。2死二塁の場面で、代打西川と対峙(たいじ)。2球で追い込むものの、4球連続のボールで、まさかの四球。ここで金本監督が交代を告げた。走者を残しての無念の降板だったが、2番手の岩崎が田中を空振り三振に斬って取り、勝ち越しは許さなかった。

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