糸原が負傷交代 守備時に右膝を痛め担架で退場

8回広島2死、阪神・糸原健斗は足を負傷しグラウンドに倒れ込む=甲子園(撮影・山口登)
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 「阪神-広島」(19日、甲子園球場)

 阪神の糸原が八回の守備で負傷交代した。

 この回、打者一巡の猛攻を浴びると、なおも2死一塁で代打・バティスタの打球だ。遊撃後方に大きな飛球となり、これを追った糸原が捕球体勢に入った。だが、浜風にも流された打球に体勢が崩れ、落球。ボールをこぼす間に、右膝付近を強くひねったようだ。起き上がれない糸原の元に選手、トレーナーらが駆け寄ると、担架を要求。そのまま担がれてベンチ裏に消えた。

 この日も先制の2点適時打を含む、2安打3出塁と打撃好調。ルーキーながらチームに欠かせぬ存在となっていた。糸原は右膝をアイシングでぐるぐる巻きにした状態で、車イスに乗ってクラブハウスへ。そのまま病院に向かったと見られる。

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