狩野挑む!真弓超え 代打でシーズン30打点プロ野球記録に照準
阪神・狩野恵輔外野手(34)が24日、来季目標に代打でシーズン30打点のプロ野球記録への挑戦を掲げた。阪神・真弓明信が41歳シーズンの94年にマークした数字に照準を定め、「そういう目標になる人がいる。少しでも近づけるようにやっていきたい」と記録更新に意欲を見せた。
今季は代打起用55度で48打数10安打、2本塁打と11打点はともに代打ではリーグ最多タイ。94年の真弓は代打逆転満塁本塁打など、60度の代打起用で48打数13安打30打点だった。狩野は17年目に向けて「衰えたとは思われたくない。年を取ってもしっかりやれるところを見せたい」と意気旺盛だ。
この日は甲子園室内練習場で体を動かし、年内の練習を打ち上げた。年明けは荒木、伊藤隼、西田を連れて淡路島で合同トレを行う予定。「若手にはまだまだ負けない」と新選手会長として迎えるシーズンに備えて体作りに励む。
競馬好きの狩野は、25日の有馬記念はトランプ次期大統領の勝利にちなんだ“トランプ馬券”を予想。4ヤマカツ“エース”、8ミッキー“クイーン”、11サトノ“ダイヤ”モンドの3連複1点買いを推す。「有馬をしっかり当てて、来年は自分もダイヤモンドの輝きを見せたい」。持ち味の勝負強い打撃に磨きをかけ、20年以上破られていない“代打の神様”の大先輩の記録に挑む。