ルーキー坂本誠志郎がプロ初弾 15年ぶり新人2人が本塁打
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「DeNA-阪神」(24日、横浜スタジアム)
阪神が四回、先頭打者の8番・坂本にプロ初本塁打が飛び出した。1ストライクからの2球目、久保康が投じた115キロスライダーを左翼席に運んだ。
さらに1死から上本、北條の連打と高山の死球で満塁。4番・福留は一ゴロに打ち取られたが、敵失に乗じて2者が生還し、リードを広げた。
ドラフト2位の坂本は出場13試合目、23打席目でのプロ初アーチ。今季球団新人の本塁打はドラフト1位・高山に次いで2人目。ルーキーが2人以上本塁打を記録したのは、阪神では01年の3人(沖原4本、赤星と藤本各1本)以来15年ぶり。
坂本は「早い回に追加点を取るために、まずは先頭打者として塁に出ることを考えていました。甘いボールをしっかり打ち返せましたし、いい結果が出てよかったです」と安どの表情。「打った瞬間は『あっ!いったかな』と思ったのですが、確信はなかったです。このあと、守備も次の打席もあるのでしっかりと頑張ります!」と気持ちを引き締めていた。