掛布指令!江夏臨時Cを質問攻めにせよ

 「阪神2軍春季キャンプ」(5日、安芸)

 阪神・掛布雅之2軍監督(60)が5日、第2クールから合流する江夏豊臨時コーチ(67)を質問攻めにするよう号令をかけた。6日の練習後に宿舎で行われるミーティングでは1時間、質疑応答形式で講演してもらう考えも明かした。

 「江夏さんの存在は投手にとってプラスになると思うから、色んなことを聞いてほしい。ミーティングは質疑応答にしようと思っている。7、8、9日の3日間で江夏さんに聞きやすいようにね」と明かした掛布2軍監督。球界のレジェンドということもあり、若虎は緊張して身構えることも考えられる。

 何も聞かないのはあまりにも、もったいない。だからこそ初日のミーティングを質疑応答形式にし、以降の練習で質問しやすい環境をつくるのが掛布2軍監督の狙いだ。

 「若手が萎縮しないように。江夏さんもきっと楽しみにしていると思うから」と語った一方、選手には「ちゃんと質問を考えておくように」とキャンプ休日となったこの日、“宿題”を課した。

 昨年の宜野座キャンプでは“江夏の21球”をテーマに講演した江夏臨時コーチ。自分に必要なエキスを取り入れるために-。若虎が伝説の左腕に聞きまくる。

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