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金本監督いきなり改革、「強く打て」

練習終了後に原口(左)を直接指導する金本監督
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 阪神・金本知憲監督(47)が24日、甲子園での秋季練習を初視察。早くも、来季に向けた攻撃面の意識改革に着手した。具体的には進塁打となる右打ちの意識に関してで、まずは安打を狙いにいく強い打撃を行うことの重要性を説いた。上本や大和にもそういった考えを伝えるなど、自身の哲学を精力的に注入した初日となった。

 わずかな時間もムダにしたくない。少しでも早く、自身の考えを浸透させたい。再建を託された男が、早くも改革に乗り出した。秋晴れの甲子園、秋季練習の視察初日。金本監督が精力的に動いた。

 「(来年に向けて)今のうちからどういう野球をやっていきたいかと。右打ちも、ただセカンドゴロを打つんじゃなくて、若いカウントではハードに打っていくという方針でやっていく。ツーストライクはまた考えてとか、色々、練習でやらないとできないですから」

 この日、練習が10時開始だった中、金本監督は5分前にはグラウンド入り。守備練習後のフリー打撃では、ケージ裏で選手個々の状態をチェックし、気付いた点や、描く野球像を伝えた。その一つがチーム全体の「右打ち」に関する意識改革だ。単に右方向に打つのではなく、ヒット狙いの強い打球を求める。

 「ヒットを打ちにいって、結果、セカンドゴロになったけれどランナー進みましたよ。これが狙いだから、右打ちの。そこら辺の意識をはっきりと。だから右にヒットを打ちにいってセカンドライナーとか、オッケーだよということだから」

 例えば、無死二塁などの走者を進めたい場面でも、最初からセカンドゴロを打つ打撃はいらない。まずヒット狙い。そのために強く振る。結果、アウトでも仕方がない。それが金本監督の戦い方だ。そのチーム方針は個々の再生にもつながる。大和には「どんどん引っ張るように」と強いスイングを求めた。

 「(大和は)インサイドをうまくさばくのが長所。うまく右へ右へという意識が強かったんじゃないかと。本人もそれを反省してたから。同じ右に打つでも、強く打つというね。それを練習からやりなさいというのを、大和と上本にも伝えた」

 生え抜きの和製大砲の育成、持ち味を見失う選手の再生…もちろんこれらだけではない。課題は多く、ハードルも高い。けれど、だからこそ燃える思いもある。金本監督の、強い決意と覚悟を感じさせる初日となった。

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