岩貞、故郷の先輩・松中の教えで飛躍だ

 6日のフェニックス・リーグ、斗山ベアーズ戦(清武第二)に先発予定の阪神・岩貞祐太投手(24)は5日、鳴尾浜で練習を終えると決意に満ちた表情で、宮崎へ旅立った。「バリバリ投げてきます!」。テーマは明確。シーズン中に覚えた新球シュートの精度向上だ。

 習得のきっかけは「熊本県人にとって、あこがれの人」と話す大先輩・松中の言葉だった。9月6日のウエスタン・ソフトバンク戦(ヤフオク)。岩貞は松中の胸元を突けず2打席連続本塁打を許した。翌日、あいさつに行くと「左打者の内角に投げるボールを覚えた方がいい」と思いがけないアドバイスをもらったという。

 今季限りで現役引退した先輩の渡辺からもコツを教わり、早速、試合で投げ始めると好感触。バットを何度も折り、新球に新たな可能性を見いだした。フェニックス・リーグは先発の柱として投げる予定で、「こういう機会を利用して投げていきたい」と意欲満々。CS、来季へ向けて、挑戦は始まっている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス