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岩崎ヤり返す!「今の自分超えないと」

 4回、ヤクルト打線につかまり厳しい表情の岩崎(撮影・田中太一)
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 「阪神8-11ヤクルト」(30日、甲子園)

 強力燕打線の前に、先発ローテ「第5の男」が沈んだ。四回に完膚無きまでに打ち込まれ、ヤクルトの先発・館山には左越え3ランを打たれた。打線が終盤反撃したが、この回の一挙7失点が重かった。「(状態は)そんなに悪くなかったです」。試合終了後の通路。阪神・岩崎は暗い表情のまま、静かに自身の投球を振り返った。

 1-0の四回。川端の左前打から暗転劇は始まった。今成の失策と四球で満塁。雄平、ミレッジと抑えて2死としたが、続く大引に高めに浮いた直球を中越えへ運ばれた。逆転の3点適時三塁打。さらに、悲劇は続く。

 中村を敬遠で歩かせ、2死一、三塁で館山と勝負。しかし、甘く入った初球を左翼ポール際に運ばれた。阪神の投手が相手投手に一発を浴びたのは、2011年5月3日・巨人戦で能見が東野(現DeNA)に打たれて以来。屈辱的な一撃に和田監督は「大誤算」と苦言を呈し、「7点が重過ぎた」とこの試合の敗因に挙げた。

 8月はここまで4試合に登板して3勝1敗、防御率1・42と好調を維持していた。前回登板した8月22日・DeNA戦(京セラ)では7回4安打2失点。自身初の4連勝を目指したが、甘くなかった。

 「もっと工夫して打者を抑えられるように、ピンチで粘れるピッチャーにならないといけないです」。序盤は右打者の懐を攻め、安定感のある投球を披露した。「そういう投球をピンチの場面でも見せていかないといけません」。弱気になった投球が、一番の反省点だ。

 シーズン前半の2軍戦でも同じように突如崩れ、大量失点する場面があった。課題は打者の目が慣れてきた2巡目以降。「今の自分を超えないと先はないと思います」。鳴尾浜で感じた己の弱点を、見つめ直す必要があるのかもしれない。

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