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ペレス一塁もできる!ゴメスも標的

 入団会見を終え、バットを握って活躍を誓うペレス(撮影・田中太一)
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 阪神の新外国人、ネルソン・ペレス外野手(27)=前BCリーグ石川ミリオンスターズ=が19日、西宮市の球団事務所で入団会見を行った。1年契約で年俸は1000万円。背番号は95。本職の外野だけではなく、一塁も守れることが明らかとなった新助っ人。不調のマートンだけではなく、ドミニカ共和国の先輩・ゴメスも標的にして、1軍昇格を目指す。

 191センチの長身で、上半身はポロシャツがはち切れそうなほど隆起していた。可能性を感じさせるのは肉体だけではない。ペレスは“スペシャルオプション”を持っていた。中村GMが明かした。

 「一塁をやったことがあると聞いている」

 調子が上がらないマートンの代役として期待されるように、本職は外野だ。だが、一塁は07年にマイナーで1試合、14年にもメキシカンリーグで1試合に出場している。

 これまでは右翼、中堅がメーンだったため、2軍では左翼の経験を積んでいくが、幅を広げるために一塁の練習をすることもありえる。同GMが「走攻守3拍子がそろった選手」と話すセンスの持ち主。一塁でもゴメスのライバルにもなる可能性を秘めている。

 ドミニカ共和国出身の新助っ人は“第6の外国人”としての立場を理解しており、どんな役割でもこなす意気込みだ。入団会見では「まず自分がよりよい選手になることを考えたい」と力を込めた。早速20日のウエスタン・広島戦(鳴尾浜)の出場を志願。2軍で結果を残し、GM砲の隙をうかがう。

 ハングリー精神の塊だ。米国でメジャー経験はなく、今季から石川に入団した。日本語は話せないが、石川ではアパートで一人暮らし。試合では五回終了後のグラウンド整備で、他の選手よりも積極的に動いた。

 ムードメーカーの資質もある。石川・端保(たんぼ)球団社長は「陽気ですよ。チームが最下位で暗くなる中でも行動で一生懸命、明るくしようとしてくれた」と人間性を評価する。

 ひたむきな姿勢は、野球の才能も開花させようとしている。石川ではメジャー、ロッテで活躍したフランコ選手兼監督の指導を受けて、30試合で打率・324。リーグトップの7本塁打を放った。中村GMが「急成長して、(獲得候補に)急浮上した」と話すほど評価され、阪神入りの切符をつかんだ。

 今は憧れ続けたメジャーへの夢は封印する。「日本でキャリアを終えるぐらいの気持ちでいる。それが今の目標」。ジャパニーズドリームを夢見る27歳が、阪神の起爆剤となる。

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