阪神・平田勝男ヘッドコーチ（５５）が１７日、鳴尾浜で１８日に行われるウエスタン・中日戦に、１軍野手を８人出場させることを明かした。その試合は中日・山本昌が先発予定となっており、球界のレジェンド左腕を打てば、２０日から再開されるリーグ戦に向けた最高のアピールとなる。

　「（１８日は）鳴尾浜で８人、打席に立たせる」と平田ヘッド。出場予定の選手は新井良、坂、柴田、大和、俊介、荒木、梅野、江越の８人。１軍での出場機会が少ない状況もあり、実戦感覚を失わないようにすることが狙い。もちろん、対戦相手にも不足はない。

　山本昌は３月３日の教育リーグで右膝を痛めてから２軍調整を続けていた。１８日が復帰戦となるが、実績十分の左腕との対戦は貴重な場となり、結果が出れば自信にもつながるというもの。

　この日は１軍練習が休みのため、１軍選手の２軍戦出場はなし。リーグ戦再開から出場機会を得るためにも、まずは１８日の鳴尾浜から勝負となる。