ドラ1横山、球団初“G倒デビュー”だ

 阪神のドラフト1位・横山雄哉投手(21)=新日鉄住金鹿島=が18日、1軍に初合流し、甲子園で行われた投手指名練習に参加した。左胸鎖関節炎で出遅れていた最速151キロ左腕は、デビュー戦となる21日・巨人戦(甲子園)に向けて、「下からぶち当たっていく気持ちで投げたい」と決意表明。球団史上初となる「巨人戦でのプロ初登板初先発初勝利」を狙う。

 気持ちは高ぶっていた。1軍合流初日。笑顔で練習を振り返っていた横山は、デビュー戦の話題になると口元を引き締めた。初陣は甲子園での「伝統の一戦」。これ以上ない最高の舞台に、強い決意を持って臨む。

 「初めての1軍なので、下からぶち当たっていく気持ちで投げたい。相手はどこであれ、自分の気持ちをしっかり出していきたい」

 坂本、阿部らが並ぶ強力打線に一歩も引くつもりはない。最大の武器は最速151キロの直球。「1軍で一番試したい」。力勝負で球団史上初の「巨人戦でのプロ初登板初先発初勝利」を狙う。

 巨人戦には苦い思い出がある。4月25日にジャイアンツ球場で行われたファーム交流戦。先発して3回1/37安打9失点と乱れた。「本塁打を3本も打たれているし、リベンジじゃないけど、そういうふうになればいいと思う」。今回は1軍が相手で、ほとんどの打者が初対戦。嫌なイメージは持たず、新たな気持ちでマウンドに立つ。

 晴天に恵まれた1軍合流初日はランニング、投内連係など軽めの調整だった。ポール間のダッシュ中には外野スタンドを見つめるなど、デビュー戦へのイメージを膨らませた。「すごく新鮮な感じだった」。ようやくたどり着いた1軍の喜びをかみしめた。

 プロ1年目は出だしでつまづいた。入団前に発症した左胸鎖関節炎で新人合同自主トレは別メニュー。春季キャンプは2軍スタートだった。「早く呼ばれるようにやってきた」。ウエスタンでは8試合で2勝4敗、防御率3・05。先発として試合をつくり続け、出番をつかみ取った。

 2軍では可能な限り1軍の試合をテレビで観戦し、活躍する姿を思い描いてきた。この日は新日鉄住金鹿島時代から兄のように慕う石崎から「頑張れよ」とエールを送られた。1軍と2軍の違いなどを、助言してくれた先輩の言葉に気持ちも奮い立った。「チームに貢献できるように頑張りたい」。背番号15は満を持して、聖地のマウンドに立つ。

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