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西岡の三塁コンバート決定!上本が二塁

 投内連係で三塁の守備に就き、走者の江越を追いかける西岡(左)。右は鳥谷(撮影・棚橋慶太)
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 「阪神春季キャンプ」(25日、宜野座)

 阪神・西岡剛内野手(30)の三塁へのコンバートが25日、決定した。宜野座キャンプ最終日となったこの日、今キャンプで初めて三塁の守備に入り、練習を敢行。和田豊監督(52)は今後の実戦にも三塁で出場させる意向で、3月中旬ごろに開幕オーダーを決める方針だ。注目された上本博紀内野手(28)との二塁争いに敗れた西岡は、定位置争いの場を新たな戦いの地へと変える。

 キャンプ最終日、しかも練習終了1時間前に、とんでもないサプライズが待っていた。

 フリー打撃を終えた西岡が三塁へ向かう。高代作戦兼内野守備走塁コーチが、和田監督から手渡されたボールを受け取るとノックを開始。多くの視線が集まる中、背番号7は軽快な足さばきで36球を処理した。

 異例のタイミングでのコンバートについて、和田監督は「何日か前にその方向でと伝えてある。1日でも早い方がいい。上本と西岡を両方生かすため」と説明した。

 三塁争いは混沌(こんとん)とした状況だ。今成が右脇腹の張りを訴え、陽川も左肩亜脱臼でリハビリ中。新井良は守備に課題がある。この争いに西岡が新たに加わるが、指揮官はポジションを与えるつもりはない。「3月半ばぐらいに、これでいくというのを決めたい」と、次なる戦いを促すつもりだ。

 もちろん西岡も競争に勝ち抜く決意だ。二塁への未練はあるが、3日前に指揮官から4度目の三塁転向を打診され、覚悟を決めた。

 「監督の意見に背くのであれば、このチームを去るべきだし、僕は去る気もない。どこでも必要とされるのであれば、チームのために喜んでやる。もうスイッチは入ってますんで。今成選手、新井選手、陽川選手、まだまだ若い選手がいるし、その中で競争が生まれると思う。(定位置を)つかんでいきたい」

 ノックでは二塁手用のグラブで、左右への打球を難なく処理した。24球目に三塁線のゴロをはじいたが、ミスはこの一度だけ。キャンプ最終メニューの投内連係も三塁で参加。今キャンプは二塁しか守っていなかったが、突然のコンバートにも戸惑う様子はなかった。高代コーチも「このキャンプは動きがいいから大丈夫」と評価した。

 開幕スタメンに向けた競争はこれからが本番だ。「腹の中というか、期する思いというのはあるけど、チームのために身を削っていきたい」と西岡。復活を期して臨んだ阪神3年目のキャンプ。流した汗は無駄にはしない。

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