ドラ1横山 61日ぶりに投げた!

 左胸鎖関節の炎症でノースロー調整を続けていたドラフト1位・横山雄哉投手(20)=新日鉄住金鹿島=が16日、鳴尾浜の室内練習場で入団後、初めてキャッチボールを行った。17日は新人合同自主トレが休日。第3クールが始まる18日も異常がなければ、屋外でのキャッチボールを開始する見通しだ。

 出遅れていたドラフト1位が、ようやく一歩前進した。昨年11月16日の21Uワールドカップの決勝・台湾戦で登板して以来、61日ぶりにボールを握り、ネットスローと約10メートルのキャッチボールを行った。

 山下2軍チーフトレーナーは「炎症が治まったので投げました。問題はありませんでした。きょうは距離は重視せず、確認程度。今後は状態を見ながら仕上げていきます。近いうちに皆さんの前(グラウンド)で投げられると思います」と明るい見通しを口にした。

 横山は昨年11月の21Uワールドカップごろから異変を感じていた。初めて痛めた箇所のため、6日の入寮後は治療と体力強化に専念。「痛みではないけど、緩さ、違和感が残っている。投げようと思ったら投げられるので、大きなことではない」と話していた。キャンプは2軍スタートが決定的だが、目標の開幕1軍に向けて視界が開けた。

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