文字サイズ

梅ちゃん挑む!セ界初2年連続捕逸ゼロ

 
1枚拡大

 阪神・梅野隆太郎捕手(23)が15日、セ・リーグ初の快挙達成に意欲を示した。今季は規定試合に到達した選手の中では唯一で、セでは1979年の水沼四郎(広島)以来の捕逸ゼロを記録。来季は正捕手の座をつかみ、2リーグ分立後はセ史上初となる「2年連続捕逸ゼロ」を実現する。

 梅野が前人未到の領域に挑む。幾多の名捕手でも達成できなかった2年連続の捕逸ゼロ。「いいことは続けられたらベストだと思う。連続して続けられてこそだと思う」。派手さはなくても、捕手としては勲章と言える記録に前向きな姿勢を示した。

 本当に達成してしまうかもしれない。1年目から期待を抱かせるだけの成績と印象を残した。

 今季は出場した92試合中86試合で守備に就いて捕逸はゼロ。新人としては50年の後藤(西鉄)以来2人目の快挙だった。セ・リーグでは規定試合数(捕手は試合数の1/2)に到達した捕手の中では唯一の記録で、79年の水沼以来35年ぶりだった。

 フルスイングが印象的で、強打の捕手というイメージが強いが、守備でも貢献してきたことを数字で証明した。「意識していなかった。自分でも驚いているくらい」と控えめに振り返ったが、快挙の背景には日々の鍛錬があった。

 シーズンでは毎日、試合前に山田バッテリーコーチが投げたワンバウンドを止めていた。「送球もそうだし、ワンバウンド(のストップ)の練習は毎試合前にやってきた。それを続けたきたのでこういう結果になった」

 その努力と、結果は見えない絆を生んだ。シーズンではコンビを組んだ岩田がヒーローインタビューで「ワンバウンドも止めてくれるんで、思い切って投げている」と話したほどだ。

 しかし、まだ1年目。今後の結果次第では、築き上げた投手との信頼関係が一気に崩れかねない。それだけに来季以降も捕逸撲滅にこだわっていく。「(捕逸は)自分としても悔しいし、投手も捕れるものを捕れないと投げづらくなるし、いいものを投げられなくなるので」。可能な範囲のワンバウンドは全て止めるつもりだ。

 快挙達成のためにはまず、正捕手の座をつかまなければならない。この日も鳴尾浜で練習し、レベルアップに励んだ。梅野は来季、チームメートからの揺るがぬ信頼を築き、球史に名を刻む。

関連ニュース

    デイリーペディア

    編集者のオススメ記事

    タイガース最新ニュース

    もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス