能見が予告!来季はロケットスタート

 阪神・能見篤史投手(35)が9日、滋賀県おごと温泉の「琵琶湖グランドホテル・京近江」で阪急交通社主催トークショーに参加。36歳を迎える来季は、WBC仕様の調整に戻し、開幕からのロケットスタートを誓った。

 「来年に向けて明確なものがある。シーズンを通して、もうちょっと走ろうと思う」

 琵琶湖を望む温泉につかり決意を固めた。来季は走る。WBCに出場した13年。侍ジャパンのチームメートの調整法を参考に6月まで走る量を増やした。すると、前半戦を8勝4敗、防御率2・54の好成績で折り返した。球宴までの勝ち越しは先発ローテに定着してから初めてのことだった。だが本来の調整法に戻した今季は、前半戦5勝8敗と苦しみ、シーズンでも9勝13敗と大きく負け越した。

 「こういう成績を続けないことが第一。来年は36歳だし、分岐点になるかもしれない。もう一度、追い込むのもありだと思う」

 まだまだ、老け込む年じゃない。好例がある。阪神の先輩でともにプレーした下柳剛氏は、36歳から40歳までの5年間で55勝を挙げ、37歳のシーズンは最多勝を獲得した。能見も13年のような成績で前半戦を折り返せば、最多勝も十分狙える。先発投手として、円熟味を増すのはこれからだ。

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