若手虎投が珍トレ!平均台で悪戦苦闘

 「阪神秋季キャンプ」(2日、安芸)

 阪神・久保康生2軍チーフ投手コーチ(56)が“珍トレ”を導入した。若手投手陣の個別メニューに、平均台や踏み台、長尺棒などを使用。ユニークなトレーニングで、正しいバランス感覚を徹底的に体に染みこませていく。

 安芸球場サブグラウンドに隣接する室内練習場が、「アスレチックトレーニング場」と化した。午後の投手個別メニューに秋山、白仁田ら7投手が参加。平均台や踏み台の上で曲芸さながらのトレーニングが開始された。

 まずは平均台の上に立ち、180センチの棒を投球動作の要領で振り下ろす。最後は軸足のまま制止。正しい姿勢で振れば「ブン」と音が出るが、音が鳴らない選手やバランスを崩す選手が続出した。

 踏み台では、軸足を乗せて高さ約50センチの台に上がり、ハンドボールぐらいの大きさのメディシンボールをネットに向かって投げる。バイパーを振り下ろすメニューもあり、ここでも全員がバランスを保つのに必死だった。

 久保コーチは投球に一番大切なのは「バランス」だという。この日、本邦初公開のメニューは6項目。すべてが「バランスが取りづらいところで、バランスを保とうとすることで、正しいバランスの取り方が身につく」と効用を説明した。

 さらに、体を安定させようとすることで体幹も鍛えられる。バランスが良くなれば、球に力が伝わりやすいなど、「一石何鳥にもなる」と複数の効果も期待。平均台や踏み台自体は7、8年前に同コーチが発案して作らせたもの。「能見も使っていたよ」とエースの“原点”になっていることも明かした。

 長尺棒に苦戦した岩本は「難しかったけど、最後は体の収まる場所が分かった」と納得顔。「技術の秋」と位置づけた同キャンプで、久保コーチが若トラを基礎から鍛え直す。

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