福留、日本復帰158試合目で初猛打賞

 「阪神9‐3中日」(19日、甲子園)

 完璧に捉えた打球で、スタンドに3度も歓喜を巻き起こした。阪神・福留が日本球界復帰後初の猛打賞。阪神ファンが待ち望む完全復活を予感させた。

 六回2死二塁。若松から、3安打目となる右前適時打を放った。阪神移籍後158試合目。中日時代の07年6月10日のロッテ戦以来7年ぶりとなる猛打賞に、お立ち台では「本当に遅いですね」と自虐的なコメントでスタンドを沸かせた。囲み取材でも「盆と正月が一緒に来た感じだね」とジョークで返した。

 冗舌になるほど状態はいい。初回1死満塁は、山井から3試合連続打点となる同点中前適時打を放った。

 1点リードの三回無死は山井のスライダーを完璧に捉えた。「打った瞬間(本塁打)と思った」。2試合ぶりの8号ソロは、一進一退の展開を優勢へと変える一発。和田監督は「ただの本塁打ではなく、ここでという本塁打だからね」と勝負強さに目を細めた。

 実はこの本塁打には予言者がいた。打席に入る前、西岡から「ホームラン、打ちますよ」と耳打ちされたという。「そうやなあ」と受け流していたが、その直後に現実となった。「まさか、ね。(西岡)剛が言ってくれたおかげでホームランを打てたね。剛の“予告ホームラン”です」と便乗して喜んだ。

 9月は出場した全12試合で出塁し、打率・333、3本塁打、7打点。8本塁打はチームの日本人では鳥谷と並んで最多タイだ。

 打撃の内容もいい。この日の3安打は全てファーストスイングで仕留めた。「自分のタイミングで入れる打席が少しずつ増えている。続けていけるようにしたい」。中日時代に2度の首位打者を獲得した安打製造機の頭と体が連動し始めた。

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