「ＤｅＮＡ６-１２阪神」（６日、横浜）

　５連勝への流れをつくった。阪神・マートンが先制打を含む３安打３打点。「自分としてはずっといい状態が続いている」。チーム最多、今季９度目となる２試合連続猛打賞だ。

　初回２死一、二塁は加賀美の外角スライダーを打ち返し、右越えの先制２点二塁打。「バットの先の方で捉えたから捕られるかと思った。よく外野手の頭を越えてくれたよ」

　三回１死一、二塁は、加賀美のフォークを左翼線へ適時二塁打。５日のＤｅＮＡ戦の第２打席から５打席連続安打となった。

　その後は２打席凡退し、チームは八回に１点差まで詰め寄られた。すると、先頭の九回は長田から中前打。一挙５点を奪うきっかけとなった。

　今、活躍とともに注目を集めているのが、あごヒゲだ。５月中旬からゴメスと伸ばし始め、頬を覆うまでに伸びた。理由は明かさなかったが、「阪神と関西の代表として選ばれたから」と球宴までにツイッターでファンに呼びかけ、その反応次第でそる可能性を明かした。

　もちろん好調なバットからも目を離せない。今回のＤｅＮＡ３連戦は打率・５８３、１本塁打、５打点。「すごくいい３連戦になった」。絶好調の助っ人は、８日からの２位・広島との直接対決でキーマンとなりそうだ。