ライトゴロ狙う!緒方の強肩を巨人警戒

 「阪神春季キャンプ」(3日、宜野座)

 阪神の緒方凌介外野手(23)が3日、シートノックで強肩を見せつけ、巨人に“ライトゴロ警報”を発令させた。

 2年目の今年、初の宜野座キャンプに抜てきされた背番号65が、右翼から何度もレーザービームを繰り出した。今年、初視察した巨人・三沢スコアラーは驚きを隠さなかった。

 「守備、肩がいい。送球は今、一番いい。あれだけのいいボールを見せられるとね。ライトゴロをやられたら困る」。巨人では昨季、長野がライトゴロを3度も記録したこともあり、自チームへ警鐘を鳴らした。

 緒方の肩の強さはチーム屈指だ。山脇外野守備走塁コーチは「大和よりも上ぐらい。チームでも上位」と評価する。緒方も「肩は僕の一つの売り」と話し、ライトゴロにも意欲を見せた。小学校以来記録したことはないが、「セ・リーグは投手も打席に立つので、前で守ることも多い。狙えるところは狙いたい」と強気だった。

 今キャンプでは捕球時に、打球に差し込まれるクセを修正中。スムーズな動きでボールへ、より力を伝えるためだ。「キャンプ中にマスターしたい。送球の正確さと強さを大切にしたい」。昨秋キャンプMVPが、優勝への最大ライバルにとって脅威になるかもしれない。

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