掛布DC、関本を桧山の後継者に指名

 阪神は23日、鳴尾浜で合同コーチ会議を行い、春季キャンプのメンバー振り分けを決めた。掛布雅之DC(58)は安芸キャンプスタートとなった関本賢太郎内野手(35)の“再生”を約束。桧山の引退で空席となった「代打の神様」の後継者にする。

 まだまだやれる。もう一度、表舞台で輝こう。掛布DCが寒空の鳴尾浜から、安芸で一緒にスタートを切る関本へ熱いメッセージを送った。

 「彼とは初めて一緒にやるけど、もう一花咲かせようと頑張っていると思う。(キャンプでは)ベテラン、若手、関係なく見ていきたい」。昨秋キャンプでは伊藤隼、森田らを飛躍させた男が、若虎だけではなく、生え抜きの35歳の“再生”にも意欲を見せた。

 関本は昨年の契約交渉で「もう一回、レギュラーを目指す」と、09年以来5年ぶりの開幕スタメンを狙うことを宣言した。

 ただ現状は厳しい。一塁は新外国人・ゴメスに任されることが濃厚。二塁は西岡、上本がおり、三塁は強打の新井兄弟、今成らの激しい争いとなる。

 関本にも定位置を奪うチャンスはある。だが、11年の100試合から12年は91試合、13年は56試合と出番を減らしている。昨季の先発はわずか2試合だったことも考慮すると、今季もサブ的な役割を任される可能性が高い。

 仮にレギュラー争いから脱落しても、活躍する場所はある。昨季で桧山が現役を引退。「代打の神様」が空席となったままだ。

 関本は阪神一筋で18年目を迎える生え抜きのベテラン。絶大な人気を誇り、勝負強い打撃は健在だ。川藤、八木、桧山らが受け継いできた系譜に名を刻む後継者として、これ以上の存在はいない。

 背番号3が聖地に立ち、名前がコールされると、甲子園が大きく沸く。こんなシーンが増えれば阪神にとって、これ以上ないストロングポイントとなる。掛布DCも1年間をチーム全員で戦う必要性を強調した。

 「みんなが戦力だし、その底上げが大切。それが一番の戦力補強になると思う。これだけの戦力があるわけだから。FAとかもあるけど、本来の補強というのはそういう捉え方だと思う」。ミスタータイガースの手腕によって、関本が唯一無二の存在となる。

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