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呉昇桓の活躍に落合英二氏が太鼓判

 金看板に偽りなし‐。韓国・サムスンで昨季まで投手コーチを務めた落合英二氏(44)=野球評論家=が24日、教え子で、阪神入団が決定した呉昇桓(オ・スンファン)投手(31)の日本での活躍に太鼓判を押した。「ヤマを張っても打てるボールじゃない」と断言し、シーズン最多セーブの記録更新を期待した。

 韓国通算277セーブを誇る怪腕。最速157キロの快速球は、韓国内で「石直球」の異名を取る。昨年まで3年間、投手コーチとしてサムスンに在籍した落合氏。現在、台湾のウインターリーグで台湾チームの臨時コーチを務める同氏が、教え子のポテンシャルを絶賛し、大車輪の活躍を確約した。

 「日本でも間違いなく通用します。これは断言できます。年間40~50セーブぐらいは。体も強いし、記録更新できるんじゃないですか。あと最低5年はストッパーとして活躍できると思います」。藤川(現カブス)と岩瀬(中日)が持つシーズン46セーブの日本記録の更新。確信に満ちた口調で太鼓判を押した。

 耳にした不安説も一掃した。「球種の少なさを心配してる方もいるみたいですけど、僕は真っすぐとスライダーだけで十分だと思います。ヤマを張っても打てないレベルの球なんで」。2種類だけでも十分に抑えられる。そんな逸材だと声を大にした。

 呉昇桓の特徴が日本での活躍を後押しする材料になるとした。打者方向に踏み出す左足が、着地寸前でもう1度前に出る印象が強い投球フォーム。「バッターはタイミングを取りづらいと思いますよ」。球質と独特な投球フォーム。複数の強みが来季の猛虎を支える。

 相手の弱点を攻めるのが日本野球の特徴。落合氏は3年間の指導生活で、呉昇桓のウイークポイントの改善に努めた。「クイックモーション、バント処理、連係プレー。細かいプレーについても何の問題もないです」と及第点を与えた。

 ハートの強さは天下一品だ。「精神力の強さは折り紙付きですね。顔に動揺が出ることがないですし。いい意味での頑固さがあります。日本野球への対応力、順応性も高いと思うし、野球環境も良くなるので、今よりもっと力を発揮するんじゃないですか」。異国の地で、さらなる発展、飛躍を遂げる可能性の大きさにも触れた。

 昨年までの3年間、同じ釜の飯を食った男の頼もしい証言。日本デビューが待ち遠しい。

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