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“第2のバレ”右の大砲ゴメス獲得

 新外国人獲得調査を進めてきた阪神が、ナショナルズのマウロ・ゴメス内野手(29)と大筋で契約合意したことが4日、分かった。今季はブルージェイズ傘下の3Aで29本塁打を放った右の大砲。今後は阪神とナショナルズ間で細部を詰め、正式発表となる運びだ。

 来季、9年ぶりの覇権奪回を狙うタテジマに、パワー満点の舶来砲がやってくる。マウロ・ゴメス。メジャー通算2本塁打ながら、3Aでは3年連続20本塁打をマークしたドミニカ共和国出身の右の長距離砲だ。

 今季、ブルージェイズ傘下の3Aで110試合に出場し、101安打、29本塁打、73打点を挙げたゴメス。打率こそ・249と伸びあぐんだが、昨年までは2年連続で打率3割を記録した確実性も併せ持つ。

 メジャー昇格をうかがい、本塁打狙いに徹したことが打率低迷の一因となったが、芯で捉えた時の破壊力はまさに桁違い。球団関係者も映像などで確認済みで、広い甲子園をものともしない破壊力の持ち主だ。

 懸案の得点力不足を解消するため、中村GMは8、9月と2度にわたって渡米し、獲得調査を進めてきた。一時はオリックスの李大浩を最有力候補に挙げていたが、本社サイドを中心とした反対意見もあり、慎重にリストアップを重ねてきた。

 ゴメスに照準を絞った理由のひとつとして、近年、日本球界で中南米中心の選手が活躍していることも背景にあった。日本新記録の60本塁打を放ったヤクルト・バレンティン、中日・ルナ、DeNA・ブランコ…。米国出身者に大砲を求めるこれまでの方針を切り替えた。

 「条件面については大筋で合意に達している。あとはウチとナショナルズ間で詰めの作業が残っているが、そんなに心配はしてない」と球団関係者。交渉が順調に推移すれば、今月中旬にも正式発表となる運びだ。

 今季は主に一塁を主戦場としたが、三塁も守れる存在。まだ29歳と若く、伸びしろは十分。先駆者と同じく、日本で大化けする可能性も秘めており、得点力不足の難題を解消するキーマンとなる。

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