西岡、球宴前De&Gで6戦全勝締めだ

 阪神・西岡剛内野手(28)が11日、那覇空港から帰阪し、球宴前最後の6連戦(DeNA、巨人・12日~)で全勝を至上命題に掲げた。

 貯金を今季最多の13に積み上げ、自身も打撃の状態を上げてきた。だがライバルの巨人も取りこぼしが無く「巨人は負けへんな」とつぶやく。だからこそ「ここ(6連戦)が一番、大事になってくる。全勝するくらいの気持ちでやる。オールスターまでに巨人と差が広がらないように、むしろこちらが縮めていけるように」と力を込める。

 まず重要になってくるのがDeNAとの3連戦。ここまでチームは4勝4敗とセ・リーグで唯一、勝ち越せていない相手だ。「DeNAは足もとをすくわれる強いチームですから、しっかり戦わないといけない」。次カードに控える巨人戦を意識せず、目の前の1試合、1試合に全力を注ぐ。相手打線の力が強いだけに、先制点を奪って優位な試合展開に持ち込めるかがカギになる。

 西岡自身も「広島くらいから打撃の状態は上がってきている」と、那覇での中日2連戦は10打数5安打5打点と体調不良の不安を一掃した。DeNA戦は今季、対戦打率・333とヤクルトに次いで相性がいい相手だ。西岡が出塁して塁上をかき回せば、着実に得点のチャンスは増える。全勝を誓う背番号7が、本拠地・甲子園で躍動する。

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