鳥谷ゴジラに並ぶ1250試合連続出場
「広島2‐3阪神」(6日、マツダ)
阪神・鳥谷敬内野手(32)が6日、マツダスタジアムで行われた広島10回戦で、歴代3位の松井秀喜に並ぶ1250試合連続出場を果たした。連続試合出場はプロ1年目の04年9月9日(対ヤクルト)から継続している。
偉大な背中に並んだ。「1試合1試合の積み重ねなんで。1試合でも多く出続けられるように頑張りたいです。松井さん?現実的じゃないので、なんとも言えないです」。国民栄誉賞を受賞し、日米で輝かしい数字を残した尊敬すべき先輩。簡単には語れない。
和田監督は積み上げた数字の大きさを認めた。「ショートでクリーンアップを打ちながら出続けるのは並大抵のことじゃない。とにかく痛い、かゆいを言わない選手。チームとしても見習っていかないといけない」と賛辞を贈った。
眼前にそびえる高い山。歴代トップは衣笠祥雄の2215試合。同2位は金本知憲の1766試合。果てしなく遠い道のり。数字だけがすべてではないが、痛みをこらえ、体を張り続けることで、鳥谷も鉄人の域に近づいていく。