藤浪5回5安打2失点も“収穫1敗”

 「オープン戦、西武3‐1阪神」(17日、西武ド)

 阪神のドラフト1位・藤浪晋太郎投手(18)=大阪桐蔭=が、実戦3度目の登板となる西武戦に先発。5回5安打2失点で“プロ初黒星”を喫した。走者を背負った場面でボークを犯すなどセットポジションからの投球に課題も見つかった。シーズン初登板となる31日・ヤクルト戦(神宮)へ向けて収穫の多い登板となった。

 開幕に向けて実りある“プロ初黒星”になった。藤浪のプロ3度目の登板は5回5安打2失点。直球の最速は148キロ。三振は5つ奪った。だが降板後の藤浪は不満げに反省の言葉を並べた。

 「調子が良くなかった。体が開いて抜ける球が多かったし、無駄な四球も与えてしまった。いい投球とは言えないです」

 序盤からピンチの連続だった。1点リードの三回には1死から片岡に2打席連続の四球。続く栗山の打席で2ボールになったところで大阪桐蔭の先輩・西岡がゲキを飛ばした。「せっかく1点取ったんやから。明日2人で新聞載ろうや!」。気持ちを切り替えた藤浪は無失点で切り抜けた。

 だが四回に崩れた。先頭のオーティズに中前打されると、代走の田代に足で揺さぶられ二盗を許す。その後1死三塁から秋山に直球を右前にはじき返され同点に。

 さらに2死後「高校の時なら注意で済むところ」と振り返ったボークでピンチを広げてしまう。たまらず中西投手コーチがマウンドへ。内野陣も集まった輪の中で西岡が「もう1点取らなあかんやんけ」と声をかけ場を和ませた。

 上本にはフルカウントから決め球のカットボールで勝負を挑んだが三遊間を破られた。本塁のベースカバーに入った背番号19は唇をかんだ。

 藤浪が敗戦投手となるのは11年の秋季近畿大会準々決勝の天理戦以来。「オープン戦で負けても今後しっかり勝てるようにしていけばいいので、気にしていないです」。初のビジターゲームに関しても「アウエーが好きなので。周りが敵ばかりで抑えたら気持ちがいいですから」と笑みを浮かべる余裕もあった。

 31日のプロ初登板まで残すはあと1試合。次回は24日のオリックス戦(京セラドーム)の先発が有力だ。最後の登板ではこの日80球だった球数を100球に伸ばす。「まだ聞いていない」と話す開幕第3戦となるヤクルト戦(神宮)までに課題を一つ一つクリアしていく。

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