和田監督、新守護神任命!久保流で抑えろ

 お前に決めた‐。阪神・和田豊監督(50)が4日、大阪市内のホテルで行われた新春トークショーに岩田稔投手(29)、新井良太内野手(29)、伊藤隼太外野手(23)とともに出演し、久保康友投手(32)を新ストッパーに任命したことを初めて明言した。8年ぶりのV奪回を目指す今季、和田阪神の骨格が固まった。

 先発3本柱と同じ重要度を持つと言い続けたポジション。能見か久保か。熟考を重ねた末、和田監督は久保を新守護神に据える決断を下した。FAでカブスへ移籍した藤川の後継者。適材適所を勘案した上でのファイナルアンサーだ。

 和田監督「中継ぎの経験はあって、抑えの経験はないわけだけど、十分に後ろのポジションをこなせるだけの適性がある。久保には久保の持ち味がある。現時点ではやってない不安と、新しいものに向かう気持ちが半々だろうけど、キャンプ、オープン戦で不安を解消して、いい状態で開幕に向かって欲しい」

 絶対的守護神として君臨した藤川を模倣する必要はないと訴えた。150キロ超の剛速球を代名詞にした藤川。中日・岩瀬は切れ味鋭いスライダーを後ろ盾にした。そして久保には久保のスタイルがある。

 和田監督「腕を振れば150キロ近く出る。バッターのタイミングを外すのもうまい。球児みたいに真っ向勝負じゃなくて、押したり、引いたりして、駆け引きできるピッチャー。持ってるものを出して、1イニングを抑えて欲しい。期待してる」

 投げる哲学者と称される右腕。空振りを奪うことだけが守護神の美学ではないことを心得ているはず。いかにリードを保ったまま、試合を締められるか。新境地で発揮されるであろう伸びしろ。指揮官の期待は膨らむばかりだ。

 勝利に導くかじ取りも鍵を握る。2年連続Bクラスからの脱却。試合の分岐点を察知し、いかに勝利の方程式へバトンをつなぐタクトをふるえるか。久保を生かすも殺すも、和田監督の決断にかかってくる。

 2日、西宮市内の広田神社で引いたおみくじは末吉だった。「今置かれてる状況に一致した吉。シーズンが終わる時には、大吉になれるように頑張りたい」。新守護神と心中する覚悟を固め、就任2年目の和田虎が実りの秋へ旅立つ。

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