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西岡男気契約!1億円“返上”していた

 年俸の“返上”を申し入れていた西岡
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 阪神入りが決まった西岡剛内野手(28)が、入団交渉の際に年俸を“返上”して出来高契約に置き換えていたことが8日、明らかになった。当初の球団提示から1億円程度を出来高払いに移し、2年総額4億円プラス出来高払いで合意。球団関係者は「頑張れば頑張った分だけもらえる契約」であることを明かし、復活への強い決意と自信を“男気契約”で示した。

 新天地での復活を期す西岡が、“男気契約”で復活への強い決意をにじませた。球団関係者によると、入団交渉の際に年俸の“返上”を申し入れていたことが明らかになった。虎を選んだ条件として「お金じゃない。いかに自分を必要としてくれるか」‐。その言葉に偽りはなかった。

 2年総額4億円プラス出来高払いで阪神と正式契約を交わした。当初、球団サイドはロッテ、オリックスなどとの争奪戦を制すためにより高い条件提示を行っていた。だが本人からの申し出を受け「頑張れば頑張った分だけもらえる契約」(球団関係者)で両者が合意。概算で1億円程度を年俸ベースから出来高払いに置き換えたもようだ。

 ツインズを自由契約となった直後、西岡はデイリースポーツの取材に対して「必要としてもらえる球団でプレーすることは、選手にとって最高に幸せなこと」と語っていた。ツインズからは年俸300万ドル(約2億4000万円)が保証される日米間トレードの提案を受けたが、拒否してFAとなる道を選択した。

 メジャーでの2年間、度重なる故障で満足な活躍ができなかったことで、高条件に甘んじてはいけないという思いがあったのも事実。ロッテと3年契約を結んでいた09年には、第2回WBC日本代表に選出されなかったことを受け、同じように年俸の返上を申し入れたこともあった。

 入団会見の際、新天地で迎える2013年シーズンは「もう一回復活するのか、そのまま終わっていく選手になるかの分岐点。甘えることなく、プレッシャーをかけられる球団がどこかと考えたときに阪神タイガースだった」と力を込めた。メジャーでの失敗を取り返すため、プロ野球選手としてより一層、成長するために‐。ファンやマスコミの視線が厳しい阪神を選び、契約条件でも自らに重圧をかけて勝負のシーズンに臨むことになる。

 交渉の席ではポジションの確約も辞退しており、現在は来年2月の春季キャンプから始まるレギュラー争いへ向け、自主トレーニングを続けている西岡。世間から見れば、簡単にはできない年俸の“返上”。異例の行動に、復活への確かな決意と自信が示されている。

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