白鵬 史上最多12回目の全勝優勝

 「大相撲夏場所・千秋楽」(22日、両国国技館)

 白鵬は鶴竜との横綱対決をうっちゃりで制し、12回目の全勝で14日目に決めていた史上最多37回目の優勝に花を添えた。

 “2人の白鵬”で15日間勝ち続けた。鶴竜にがっぷり四つから土俵際に追い込まれながらも、うっちゃりで鮮やかに逆転した白鵬。すでに決めていた史上最多37回目の優勝を、史上最多12回目の全勝で飾った。

 1年半ぶりの国技館での優勝。「正直、本当にうれしいです。全勝は心地いいです」と喜んだ。「場所に入って足を痛めてどうなるかと思いましたけど、自分を奮い立たせて、土俵に上がると違う白鵬、2人の白鵬がいるように思えました」と、土俵上での“戦闘モード”が痛みをはねのけた。

 次の名古屋場所では、あと13勝に迫った史上3人目の通算1000勝に到達可能。さらに現在29連勝で、初日に勝てば大鵬の4回を上回る史上最多5回目の30連勝となる。それを聞いた白鵬は「頑張ります。そういうのいいね。燃えるよ」と笑顔。新たな目標へ突き進む。

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