変化の白鵬にヤジ「横綱じゃねぇ~」

 「大相撲春場所・14日目」(21日、ボディメーカーコロシアム)

 横綱白鵬が突き落としで大関稀勢の里を退け13勝1敗とした。

 初場所の優勝一夜明け会見で白鵬が審判批判したのが、物言いがつき取り直しの末に勝った稀勢の里戦だった。照ノ富士が2敗を守った2番後に迎えた今場所の稀勢の里戦は、白鵬が立ち合いで右へ動く注文相撲。突き落としであっけなく勝負がつき、館内から「横綱じゃねえ~」とやじが飛んだ。

 取組後、白鵬は相変わらずの無言。北の湖理事長(元横綱)は「とっさに動いたのかな。もし考えてやってるなら横綱らしくないと言われる。もつれると思っていたお客さんからすると(変化は)物足りないだろう」と話した。

 千秋楽に照ノ富士が負けた時点で34回目の優勝が決まる。照ノ富士が勝っても白鵬自身が結びの日馬富士戦に勝てばいい。理事長は「(日馬富士との)力の差がある。白鵬が有利」と見解を示した。

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