右胸付近を負傷の琴奨菊休場も

 「大相撲九州場所・2日目」(11日、福岡国際センター)

 大相撲の西大関琴奨菊(29)=佐渡ケ嶽部屋=が11日、初日を出した小結松鳳山戦で右胸付近を痛めた。取組後に福岡県内の病院で診察を受けたが、3日目から休場する可能性が出てきた。

 師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)は、筋断裂かと問われ「そうでしょうね。大胸筋の辺りだと思う。明日(12日)の朝に本人と話して出場か休場かを決める。大きく切れていれば駄目だと思う」と話した。

 琴奨菊は土俵際で松鳳山を強引に押し出したが、直後に顔をしかめ、土俵下でしばらく立ち上がれなかった。支度部屋に戻って三角巾で右腕をつり、報道陣の質問には答えず、涙を流した。

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